手洗いはなぜ良いのか?
こんばんは。
今日は、寒く夕方から雨がしとしと降ってまいりました。
いかがお過ごしでしょうか?
数か月前から、「手洗い」をしましょうと
政府、自治体、保健所から
テレビ、医療・保健機関、新聞や著名人などもその話題を取り上げて
推奨をしております。
下記にいくつかの写真をならべてみました
さまざまな場面でモノ・人に触れていることがわかりますね。
そのため、手を清潔に保つことで
見えないウイルスからご自身や周りのを
守る行動の1つにつながります。
医療現場のその昔19世紀中ごろは、まだ
手を洗うことが重要とされていない時代がありました。
手を洗う重要性を発見し、研究された方は
ドイツ人のハンガリー人 産婦人科医をされていた
Semmelweis さんです。
総合病院でお産を終えた お母さん(褥婦さん)たちが産褥熱によって死亡する確率が多発しており
一方で、他のクリニックでお産を終えた、お母さん(褥婦さん)たちの死亡率が低いという現象が当時あったそうです。
それを目の当たりにしていた、産婦人科医のセンメルヴェイスさんは
病院でおきているこの現象の原因は何か?
リサーチし・・・
発見した事は・・・・・!?
お産に立ち会う医療従事者の「手」でした。
お産に立ち会う医療従事者の中には、
他の病気(病人)の診察中や医学研究の合間に
お産の連絡が入り、すぐに現場へ向かいます
(お産は待てないので)
そこに、彼は問題を発見しました。
しかし、先に述べた
他の診察中や医学研究の解剖中などの合間に呼び出されて
現場へ向かうということは、現在でもあることです。
では?今と昔
何に違ったのでしょうか?
先にも述べた「手」にありました
ゼンメルヴェイスさんは、医療従事者の手を介して細菌などを伝播させているという仮説を
立てて、手の清潔を徹底する実験をはじめます。
当時、今の医療現場ほど手洗いをきちんとするという概念がありませんでした。
その大切さを発見した人物がゼンメルヴェイスさん。
ゼンメルヴァイスさんは、手洗い方法を医療従事者へ徹底させることで、
当時、ゼンメルヴァイスさんが勤めていた産婦人科では
「産褥熱」による死亡率10%台あったものを死亡率を2%台まで下げることができたという
研究成果を発表されています。
現代の消毒法と院内感染予防の先駆者として認識されている方です。
「手を洗う」とても身近で簡単なことですが、生涯をかけて学説の正しさ貫きます
その背景には、命を落としていった多くの若いお母さんたちと真剣に向き合ってくださった
お医者さんの信念もあるのかな?と想像します。
今の医療や私たちの日常の公衆衛生の安全を維持させ、多くの方を今でも助けていますね。
感謝
コロナウイルス感染状況がおちつきませんが、できること。
続けていきましょうね!